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【「ハレバレごはん」レポート②】愛知県の生活介護事業所奏楽で、「まかない飯レストラン」、開催!

  • ハレバレごはん
  • 2020年12月11日
【「ハレバレごはん」レポート②】愛知県の生活介護事業所奏楽で、「まかない飯レストラン」、開催!

コロナ禍のいま、自然栽培パーティの野菜で、全国にエールを送ろう!
 

11月28日(土)、「ハレバレごはん」プロジェクトの第2弾として開催されたのは、「まかない飯レストラン」。畑仕事を手伝っていただいた方に、事業所が営むカフェやレストランでつくった「まかない飯」をふるまう、という企画です。この日は、愛知県豊橋市にある生活介護事業所奏楽での開催。ご参加いただいた15名の方に、屋外での農作業と、自然栽培パーティの野菜たっぷりの昼食を味わっていただきました。

 

*「ハレバレごはん」とは?
*生活介護事業所 奏楽
 
畑仕事を手伝ったら、まかない飯を食べてって
 

生活介護事業所奏楽では、農福師(農業にはげんでいる障害のある人たちのことを、自然栽培パーティでは、「農福師」と呼んでいます)たちが育てた自然栽培の野菜を、事業所内の飲食店「カフェ奏」のメニューとして提供しています。ブルーベリーや野菜をふんだんに使ったスムージーや自家製パンが自慢。この畑とカフェが、今回の舞台です。

 

10時近くになると、お客さんが続々とやってきました。今回のイベントには、障害のあるお子さんとそのご家族、地元の大学に通う学生や教員の方など、さまざまな立場の人にご参加いただきました。奏楽管理者の中島博之さんは、17年ほど前から豊橋サマリヤ会というホームレスの支援団体と交流があり、今回声をかけたそうです。豊橋サマリヤ会の呼びかけで、ホームレスや元ホームレスの方、生活困窮の方も参加されました。

 

まずは事業所の隣の畑で、農福師といっしょに農作業をしてもらいます。この日のお天気は快晴。風の強い日でしたが、あたたかい日差しのもと、畑を耕すチームとブルーベリーの剪定をするチーム、二手に分かれて畑仕事がはじまりました。畑を耕すチームでは、耕運機を使って土を掘り返します。耕運機は触ったことのない人がほとんどでしたが、「思ったよりきつい!」「難しい!」と苦戦しながらも楽しんでいる様子でした。ブルーベリーチームでは、ブルーベリーの木の枝を、はさみで剪定する作業。静かな畑にプチ、プチ、と枝を切る音が響きます。農福師も参加者も、それぞれのペースで作業に取り組んでいました。後半は2つの作業を交代して行い、最後にお土産としてレタスを収穫しました。

 

慣れない耕運機に、悪戦苦闘
 

ブルーベリーの木の枝を、1本1本切っていく
 

約2時間にわたった農作業。参加した方からは、
 
「今まで収穫しか体験したことがなく、今回はじめて機械を触らせていただき、とても貴重な体験でした。力も入れなければいけないし、方向も定めないといけないので、少し難しかったです」
 
「耕運機を使用したりうねをつくったりと、ガチな畑仕事を体験することができてよかったです」
 
「ブルーベリーの木は見たことがなく、仕事をすることはめったに出来ない経験で、とても楽しかったです」
 
といった感想をいただきました。

 

農福師のロゴ入りTシャツを着て、農作業
 

お客さん全員に、農福師とおそろいのTシャツをプレゼント
 

「野菜の表面だけでなく、内側を知れた気がした」
 
畑で体を動かしたら、お待ちかねのランチタイム。事業所の隣のスペースにテーブルが並べられ、おしながきが配られると、農福師たちが「まかない飯」を運んできます。カフェ奏でつくられた、自然栽培の野菜を使ったパン、スープ、サラダなどがふるまわれました。食事といっしょにコーヒーや、ブルーベリーを使った濃厚スムージー、豊橋名産のうずらの卵食べ放題も。畑仕事で疲れた体に、あたたかいごはんがしみわたります。

 

食後には、自然栽培の野菜を練り込んだ手作りクッキーをプレゼント。そして、次回以降カフェ奏で使っていただける「まかない飯チケット」が配られました。「チケットの有効期限は1年です。近いうちに、また遊びに来てもらえたら」と、奏楽職員の堀江修司さん。

 

まずは、カブのスープからどうぞ
 

パンは左から、ガーリックバケット、さつまいものあんパン、バジル&ドライトマトとクリームチーズ入りのパン
 

仲間と語らいながら、笑みがこぼれる
 

食後の笑顔は、まさにハレバレ!
 

イベント後に集めたアンケートには、さまざまな感想が寄せられました。
 
親子で参加された方からは、
 
「子どもと一緒に作業ができて楽しく参加できました。まかない飯も全部おいしくておなかいっぱいになりました」
 
「出かけることが少なくなっているこのごろだったので、外で動いて食べるのはとても気持ちよかったです」
 

といった感想をいただきました。
また、農作業後のまかない飯で、改めて「食」に目を向けられたという声も。
 
「野菜の表面だけでなく内側を知れた気がした。外の寒さを感じないほどのあたたかさを感じた」
 
「食はとても大切なことで、食べられる、おいしく感じることはとても幸せなことだと思います」
 
「野菜は人の手間をかけることで成長します。なので、コロナ禍で大変な今だからこそ、人と人とで協力をしてのりこえたいと思うようになりました」

 
今後に向けて、こんな応援メッセージもいただきました!
 
「私自身は45、6年ぶりに作業をさせてもらった。ぜひ末永くイベントをやってほしい」
 
「今はコロナ禍対応でも、今後は創造的な暮らしの発信として、今以上に意義深いものになるはずだと考えています。頑張って下さい。できるかぎり応援します」

 

「まかない飯レストラン」は、今後も奏楽のほか、以下2つの事業所で実施予定です。
 
・NPO法人縁活 おもや(滋賀県栗東市) 2020年12月15日(火)
・国分地域福祉事業所ほのぼの(鹿児島県霧島市) 2021年1月23日(土)

 
自然栽培パーティの事業所が、それぞれの畑と飲食の場を活かしながら、農福師と地域の人とのつながりをつくる「まかない飯レストラン」。今後の展開にもご注目ください!

 

※この事業は、公益財団法人ヤマト福祉財団の助成を受け、実施しています。

 

写真:山本尚明

 

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<メディア掲載>
中日新聞(2020年11月29日)に、生活介護事業所奏楽で行われた「まかない飯レストラン」の様子が掲載されました!


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