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「旬を旅する」畑だより つばさ農場むすびや

  • 旬を旅する野菜セット
  • 2021年11月11日

いよいよやってきました!冬の「旬を旅する野菜セット」。
各施設ではみなさんに届けるために、想いを込めて野菜を育てています。

今回は、石川県の社会福祉法人つばさの会 つばさ農場むすびやから届いた、
『金沢青カブ』『大野紅カブ』の栽培状況をお伝えします!


『金沢青カブ』は昔から石川にて育てられてきた在来種、郷土料理かぶら寿司に使われる伝統野菜です!肉質はかため、漬物などにする際には普段よりも気持ち長めに漬けるとグッドです!
『大野紅カブ』こちらも歴史ある北海道の在来種。関西の赤かぶ種が、北前船に乗って蝦夷地に行商にやってきた近江商人によって持ち込まれたとされており、滋賀県の地域野菜「蛭口(ひるぐち)かぶ」や「万木(ゆるぎ)かぶ」と同系列の品種!歴史を辿るのもロマンがあって面白い!

 

さてさて9月中旬ごろから種まきスタート。今季は気温が高いこともあり、芽の段階で無くなってしまうものも…。ニンニクの植え付け、草の管理、秋冬の準備といつものことながらワチャワチャな状態で取り組んでいます。
僕たちの畑は『共存』がテーマ。畑に様々な野菜を育てながら共生社会に見立てていく。今季は皆「にんにくとカブやな」とさらりと決めてくれました。様々な野菜が共に暮らす環境でしっかり根を伸ばしどのように自立し生きるか?毎度ドキドキです!
そんな北陸の自然栽培カブ…12月出荷、間に合うだろうか…。いや間に合ってほしい!皆で「生きるんだ!!」と声かけてます。ちょいと急かしてますが(笑)
そんな中育まれたカブは僕らに似て「わちゃわちゃ」かと思いますが個性的だと思いますよ…(笑)
全国各地それぞれの環境で育まれた冬の味わいを食べ、元気に冬を乗りきってほしい!!僕らは皆さんに元気を届ける!!なのです(笑)

 

by つばさ農場掬家 今井


「旬を旅する野菜セット」販売ページ



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