三遠ネオフェニックスさんにご支援いただいている、
愛知県豊川市の障害者支援施設シンシア豊川さんの圃場のレポートです。
今年は例年になくジャンボタニシが多く、この1ヶ月間は、毎日ジャンボタニシと格闘しております。
ジャンボタニシ対策として、3種の作戦を実行中です。
【作戦1】
ジャンボタニシは、高いところに卵を産むので、田んぼの周りに竹の棒を挿す作戦
同時に、水没させると卵は孵らないので水没もさせています
【作戦2】
卵から孵ったジャンボタニシは深いところが好きなので田んぼの4辺に深い溝を掘っておびき出す作戦
【作戦3】
ジャンボタニシを手作業で直接捕獲する作戦
作戦3で、ジャンボタニシを手作業で直接捕獲したら1時間でこれだけとれました。
ジャンボタニシ対策を毎日していても、苗を食べられてしまいます。
ジャンボタニシに食べられて減ったり、植えた苗がしっかり根を張らず水に浮いてきたものがあるので、苗がなくなったところに捕植しました。
3日に1度は、除草も行っています。
自然栽培の除草は、チェーン除草という方法で行います。
チェーンを垂らした道具をつかって人が曳き、稲といっしょに雑草を水没させる形で進めます。
自然栽培の苗は根が強いので起き上がりますが、雑草は水没して枯れます。
除草以外にも苗に刺激を与え強くしたり、土中のガス抜きや酸素の供給などの効果もあります。
三遠ネオフェニックスさんにご支援いただいている愛知・豊川の「一反パートナー」の田んぼの様子は、定期的にご紹介していきます。