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福祉施設で始める楽しい自然栽培講座in群馬

  • イベント
  • 2026年4月17日

3/13~14に、群馬県で自然栽培パーティによる勉強会が行われました。

参加者は自然栽培パーティの会員施設以外にも、福祉関係、教育関係、農業関係、林業関係の一般の方々も。

一日目は、参加者みなさんの取り組みや参加理由などの自己紹介の後、自然栽培パーティの取り組みや、参加している会員の施設の取り組みなどを紹介。

その後に、高崎市にあるスーパーまるおかさんへ。
会長である丸岡守さんと、社長の丸岡史明さんからお話を聞きました。

スーパーまるおかは「おいしいもの専門店」として、会長や社長が本当に美味しいとおもったものだけを厳選したこだわりのスーパー。一般的なスーパーで並んでいるような商品はほとんど見かけず、たとえば醤油棚だけ見ても30種類ありそうな醤油はどれも見たことがないものばかり。ある海苔は、会長がなんとか仕入れさせてほしいと何度も足を運んでやっと置かせてもらえるようになったそうです。惣菜コーナーに並ぶ美味しそうな太巻きは、自然栽培のお米。今回の勉強会の実行委員長の菜の花の自然栽培のお米で作った甘酒も並んでいました。


無添加や自然食品にはこだわり過ぎず、ただ自信をもって「美味しい」と言えるものを置いてあるそうです。小柄ながら、御年80歳を超えても背筋がすっとしてお話する会長さんは、美味しいものをたくさん食べて作られたエネルギーに満ち溢れていました。

すべて手描きのpop(値札)

また、従業員さんのことをとても大事にしているのも伝わってきました。スーパーなのに、日曜日や年末年始は閉店、台風になりそうなら早めに閉めて従業員さんを帰らせる。200店舗以上が出店する大型のイオンモールが目と鼻の先にある中で、将来絶対人手不足になると見込んでいた会長が、お子さんのいる人でも働きやすいようにと、かなり前からこのスタイルにしていたそうです。
そのせいか、レジの人たちもとても楽しそうに働かれているように感じました。

視察の後の買い物では、参加者のみなさんの買い物袋はパンパンに。わざわざ遠方からまるおかを目指してくる人もいるようで、その理由にも納得でした。

2日目はゆずりは会の障害福祉サービス事業所 菜の花への視察。

菜の花では2025年に工賃96,000円を達成。平均工賃の約4倍の工賃を達成するこのB型施設では、自然栽培や慣行栽培で野菜や米を栽培、出荷しています。

この日は土曜日でしたが、多くの利用者さんが出勤。それぞれが得意とすることで役割があり、いきいきと出荷調整作業を行っていました。ネギの皮むき作業では、エアーを使って皮を吹き飛ばします。利用者さんによってコツがあるのか、それぞれのやり方で手際よく皮をむいていました。


畑では、ちょうどマルチのトンネルづくりがされていました。1人が機械を使って支柱を地面に指し、数人が赤城山から振り下ろす強風に飛ばされないように抑えながらトンネルがけをしていました。菜の花ではできるだけ機械化をすすめており、それにより暑い夏場でも少ないスタッフや利用者さんで畑作業をし、残りの人は日陰で出荷調整作業ができるなど、工賃向上につながっています。

お米の精米所も持っていて、地域の農家さんたちから依頼を受けて精米する作業も、利用者さんがしています。前橋、高崎エリアの中で菜の花が地域とつながりを持ち、次の農業の担い手として頼られている様子も見ることができました。

その後、もうひとつのゆずりは会の事業所のエールも視察しました。

今回は自然栽培に興味がある方、かかわったことがないけれど農福連携に興味がある方など、いろんなニーズの方々が参加されましたが、ランチの時間なども使って自由に質問し、それぞれの興味に合わせてお伝えさせていただきました。

参加者の一人からは「こんなに楽しい雰囲気だとは思っていなかった」というご意見も。

農業、福祉、そして農福連携への可能性を感じてもらえる勉強会となりました。


利用者さんでつくる自治会で、みんなでつくったルール

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