11月1日(金)、昨年度より始まったシナネンホールディングス株式会社(以下、シナネンHD)様ご支援による東京都町田市のバンブービレッジファームの農園にて、農福連携の農作業イベントを実施しました。
シナネンHDさん(4名)と町田市の就労継続支援B型事業所ラ・ドロンの方(5名)、
町田市地域活動サポートオフィスの方(4名)が参加し、サツマイモ堀りを行いました。
参加者の方々は、町田駅近くでレンタカーを借り、バンブービレッジファームの農園に
向かいました。
畑の一番奥に農作業イベントを行う場所が見えています。
サツマイモ畑の前に皆さん集合し、バンブービレッジファームの竹村代表の
挨拶の後、皆さん一反パートナー企画専用のビブスを着用し、作業を開始
します。
いよいよ畑に入り、芋ほりの説明を受けます。
皆さん真剣に聞いていますね。
一列になって芋ほり開始です。
参加いただいた方々が混生チームとなり、初対面の方と会話をしながら
連携し合い、作業を行います。
とれたぞ~
手応えあるお芋です。
でっかいのとれたぞ~!!
皆さん楽しんでいます。
休憩時間に収穫した芋を集め、皆さんで収穫物を確認します。
様々なサイズのお芋を収穫しましたが、手ごたえのある大物も取れました。
午前中の農作業を終え、記念の集合写真を撮りました。
皆さん、大変満足した表情で喜びに溢れています。
昼食は、お弁当事業を営む障害者福祉施設プラナスさんに移動し、
「里山ごはん」をいただきました。
プラナスさんの里山ごはんは、地元で収穫した野菜で作られており、
バンブービレッジファームの自然栽培による野菜も使われています。
新鮮な食材をいただき、参加した皆さんに大変喜んでいただきました。
プラナス事務局長の髙井さんとバンブービレッジファームの竹村代表が各々の事業を
案内してもらい、支援いただくシナネンHDさんにお礼の言葉をいただきました。
参加いただいたラ・ドロンさんやシナネンHDさんより農福連携の支援活動が、
社会課題の解決に向けたすばらしい活動として評価していただきました。
この活動が継続的に行われることを、皆さん願っています。
本年度は、バンブービレッジファームで収穫した大豆を障害者福祉施設
プラナスさんに寄贈し、この大豆でお味噌を作り、お弁当事業に活用して
もらいます。
また、収穫した野菜は、昨年同様、町田市の子ども食堂に寄贈します。
一反パートナー企画による農福連携の活動は、自然栽培による環境問題解決の
取り込みと、社会的に困難を抱えた方々への支援活動として、地域の方々に大変、
評価をいただいています。
一反パートナー企画による農福連携の活動を通じ、
・障害者の就労支援
・無農薬、無肥料栽培による自然環境の保護、食から健康を守る自然栽培
・全国で増大する耕作放棄地の再生
・生活に困難を抱えた方への健康的な食材の提供
・農作業を通じた共生社会の実体験
という社会問題を解決する現実味のある活動として、世の中に広がっていく
ことを願っています。
※一反パートナーは、
企業・団体が自然栽培パーティ会員事業所の一反分の圃場での栽培を支援。
企業・団体の皆さんが福祉施設の利用者と一緒に農作業も楽しめる企画です。
この企画は、一般社団法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会が
株式会社コトノネ生活(季刊「コトノネ」発行元)と連携して行っています。