6月21日(金)にシナネンホールディングス株式会社様(以下、シナネンHD様)
19名の方が参加いただき、埼玉福興さんの田んぼで田植えが行われました。
前日の天気予報では曇りの予定でしたが、当日は朝から小雨が降り、少し肌寒い中の
田植えとなりました。
小雨の降る中でしたが、今回はシナネンHD様のグループ会社の方々が多数ご参加いただき、
田植えイベントは盛り上がりました。
6月21日(金)AM9:00にシナネンHD様の参加者の方々が、JR熊谷駅改札前に
集合しました。
熊谷駅前からマイクロバスで出発します。
埼玉福興さんの田んぼの近くの妻沼小学校に到着しました。
皆さんシナネンHD様と自然栽培パーティのロゴの入った
オリジナルビブスを身に着けます。
皆さん、準備が整いました。
レインコートを羽織るかどうか?微妙な天気ですね。
妻沼小学校より、歩いて5分程の埼玉福興さんの田んぼに向かいます。
目指す田んぼが見えてきました。
田んぼの周りには、シナネンHD様と自然栽培パーティの幟が
立ち並び、田植えイベントを盛り上げてくれています。
田植え開始の前に、埼玉福興の新井社長よりご挨拶をいただきました。
2020年よりこのイベントは毎年実施していますので、埼玉福興の皆さん
シナネンHDの皆さんと作業を行うのを心待ちにしてくれています。
田植えが初めての方に向けて、最初に田植えの仕方を教わりました。
自然栽培では、1本植えを行うように説明がありました。
1本でも根がしっかりと伸び、苗が枝分かれして立派に育ってくれます。
いよいよ各自、苗を手に持ち田んぼに裸足で入ります。
泥に足をとられながらも、足の指に泥が絡み、皆さん自然に触れた心地よさを
感じているようです。
皆さん田んぼに横並びになり、田植えが始まりました。
田んぼの端から端まで等間隔の目印がついたロープを張り、目印に合わせて1本づつ
苗を植えていきます。
小雨の降る中ですが、皆さん楽しそうですね。
埼玉県桶川市よりシナネンファシリティーズ株式会社の社長が車で田んぼまで
駆けつけて、ドリンクを差し入れてくれました。
休憩時間の給水タイムに皆さんでいただきました。
休憩を終え、田植えを再開しました。
まもなくすべての田植えが完了します。
皆さん苗を掲げて、「やったぞ~」の掛け声で盛り上がりました。
最後の苗を植え終え、皆さん全員で「拍手!」
予定を全てやり遂げました!
田植えを終え、集合写真を撮りました。
皆さん、やり遂げた充実感のある喜びの笑顔をしていますね。
田植えを終え、埼玉福興さんの施設寮の食堂で、採りたての野菜料理と
塩むすびの昼食をいただきました。
農作業の後のおにぎりは、おいしいですね。
昼食の後、新井社長より埼玉福興さんの施設の紹介と活動の説明があり、
収穫された玉ねぎの切り取り作業を施設の方と一緒に行いました。
皆さん、コミュニケーションをとりながら、楽しく作業を行っています。
秋の稲刈りでの、再開を互いに楽しみにしているようですね。
すべての作業を終え、最後に埼玉福興の新井社長よりお礼の言葉と
シナネンHD様の間所取締役より、締めのお言葉をいただきました。
これからも引続き、ご支援いただけるようです。
埼玉福興の皆さん、10月の稲刈りで会えるのを楽しみにしてくれています。
再会を願って、笑顔で見送りしていただきました。
シナネンHD様のご支援により、埼玉福興さんの工賃向上と、収穫したお米を子ども食堂に
寄贈する社会貢献活動とともに、農作業に参加いただいた方が施設の方とふれあい、お互いを
理解することで、多様性のある共生社会を体験できたと思います。
シナネンHD様の福利厚生活動としても価値があるのではないでしょうか?
これからも継続的にこの活動が行われることを願っています。
一反パートナー企画による農福連携の活動を通じ、
・障害者の就労支援
・無農薬、無肥料栽培による自然環境の保護、食から健康を守る自然栽培
・全国で増大する耕作放棄地の再生
・生活に困難を抱えた方への健康的な食材の提供
・農作業を通じた共生社会の実体験 という社会問題を解決する現実味のある活動として、世間の注目を集め、広がりを見せています。
※一反パートナーは、
企業・団体が自然栽培パーティ会員事業所の一反分の圃場での栽培を支援。
企業・団体の皆さんが福祉施設の利用者と一緒に農作業も楽しめる企画です。
この企画は、一般社団法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会が
株式会社コトノネ生活(季刊「コトノネ」発行元)と連携して行っています。